@article{oai:nwec.repo.nii.ac.jp:00016824, author = {佐藤, 学}, journal = {国立女性教育会館研究紀要, Journal of the National Women's Education Center of Japan}, month = {Sep}, note = {ジェーン・ローランド・マーチンが鋭く指摘したように,今日の学校教育は,女性やマイノリティにおいては,そこで成功すればするはど,何ものかを喪失する経験として作用している。この疎外の経験は,どのように学校において生起しているのだろうか。その克服の方途はどこに見出されるのだろうか。この問いに接近するため,本論は,学びの共同体を標榜する学校改革運動とフェミニズムの教育研究との交差点に浮上する論題を,リベラル・アーツの教育に現れる性差別,学びにおける他者性,学校と家庭の連帯,教育におけるケアの倫理とその機能を中心に解明している。学びの共同性は,修養としての学びが成立してから対話的コミュニケーションとしての学びへと発展する歴史的過程を通じて,学問論と学校論の中核壕的なカテゴリーの一つであった。本論は,この学びの哲学の伝統を回顧しつつ,性差別,階級差別,人種差別のなかで疎外として経験される学校教育を,学びの哲学とフェミニズムの教育学の交差線上に再構築する可能性を探究している。}, pages = {15--25}, title = {学びの共同体の系譜 : フェミニズムのクロスロード}, volume = {6}, year = {2002}, yomi = {サトウ, マナブ} }